2012年3月31日土曜日

ACEスペシャルライブステージ@幕張メッセ 国際展示場 展示ホール1 REDステージ (03/31)


春の嵐で交通機関が軒並み麻痺していたこの日、京葉線と総武線が止まってほぼ陸の孤島となっていた幕張メッセへ、彩さんと仁美さんのライブステージを見に行ってきました。もともとこのライブのチケット抽選に外れていたので行く気無かったんですが、都合が悪くなって行けなくなってしまったというミチさんから譲っていただいたので参加できた次第です。ミチさん、ミチさんを紹介してくれた東池袋さん、ありがとうございました。

自分は茨城県南在住なので、普通なら1時間ほどで幕春に行けるのですが、そのルートは常磐・武蔵野・京葉という貧弱ラインで構成されているため、当然不通になっていました。そのため、TOMさんに教えて貰った、常総線→つくばエクスプレス→総武線というルートで向かうことに。結局3時間くらいかかりましたね。自然に対して怒っても仕方ないですけど、到着した時点で疲れきってしまいました。

ACEの最終入場時間である17時30分ギリギリに入場し、REDステージの待機列へ。途中、スタッフの方から「リウムや激しい動き(オタ芸)は禁止となりましたー」というアナウンスが。ここまでのステージでなんかやらかした奴が出たのかな? とりあえずリウム持って来てないしオタ芸も打たないしーと思いスルー。ただ、プリキュアソングで踊れないのは残念だなーとは思いました。が、直後に「安全に気を付けていただければ動いていただいて結構です。リウムも同様でーす」というアナウンスがありました。

入場順は120番台とかなり早かった(東池袋さんやルナさんはもっと早かったらしいですけど)ので、ステージ前左側最前列を確保できました。全体の列的には2列目でしたね。お隣の方がかなり豊満な方だったので、お互いに体を逃がせる端っこの席は有難かったです。

当日配布された案内用紙


セットリスト
01.Let’s go!スマイルプリキュア!/池田彩(TVアニメ『スマイルプリキュア!』OP)
02.イェイ!イェイ!イェイ!/吉田仁美(TVアニメ『スマイルプリキュア!』ED)
03.バルーンシアター/河野マリナ(OVA『Aチャンネル+smile』OP)
04.たからもの/河野マリナ(TVアニメ『夏目友人帳 肆』ED)
05.sign/Ray(TVアニメ『あの夏で待ってる』OP)
06.イナンナの見た夢/Zwei(PS3ゲーム「うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~」OP)
07.拡張プレイス/Zwei(ゲーム『ロボティクス・ノーツ』主題歌)
08.Arrival of Tears/彩音(TVアニメ『11eyes』OP)
09.cry out/彩音(新曲)
10.CHANGE!!!!/IDOL M@STER(中村繪里子・長谷川明子・浅倉杏美・沼倉愛美)(TVアニメ『アイドルマスター』後期OP)
11.自分REST@RT/IDOL M@STER(中村繪里子・長谷川明子・浅倉杏美・沼倉愛美)(TVアニメ『アイドルマスター』13話挿入歌)
12.oath sign/LiSA(TVアニメ『Fate/Zero』OP)


(アンコール)
01.Crow Song/LiSA(TVアニメ『Angel Beats!』挿入歌)
02.READY!!/idoLmASter(LiSA×IDOL M@STER)(TVアニメ『アイドルマスター』前期OP)


この日のライブは2時間40分、延べ9組のアーティストによる14曲のライブだったわけですが、プリキュア関係の2曲以外は全く知らない状態での参加だったこと、移動時にテンションがダダ下がっていたせいで全く楽しめませんでした。正確に言えば、楽しくなかったわけではないけど3時間の移動に見合う満足は得られなかった、という感じでしょうか。

いやー、でも最初の2曲はすげー良かった!正直なところ、最初の15分で俺のACEスペシャルライブステージは終わった、といって過言ではありませんでした。帰ろうかなーとも思いましたが、最後に彩さんと仁美さんが出てきて挨拶とかあるかも、という期待から残っていたようなものです。他の出演者やファンの皆さんには失礼なスタンスでしたね。申し訳ありませんでした。

ちなみに、このライブの模様はニコ生で中継されたそうなのですが、彩さんと仁美さんのパートとアンコール以降は放送されなかったそうです。なんで彩さんと仁美さんのとこだけ放送されねーの?という不満と、やった!放送されないステージが見れた!という嬉しさを同時に感じて複雑な気分でした。

ちなみに司会は吉田尚記さん。登場した時によっぴーコールが起こって凄い盛り上がっていたので声優さんかと思っていました。実際にはニッポン放送アナウンサーとのこと。アナウンサーなのに、認知度が高くて驚きました。なんでも、ご本人が非常にアニソン好きで色々なイベントで司会を務めているのだそうです。なるほどねー。

最後のアンコールの2曲では、ステージから客席に降りてきてリウムを振り回していました。このとき、降りてきた吉田さんに周囲の客が群がってハイタッチとかしていましたが、あまりの多さに「お前ら、ステージを、見ろー!」って叫んでいたのは面白かった。そんな感じの方なので、客側の立場に立っての煽リ方が非常に上手でした。

彩さん、仁美さんの歌が終わった後、司会の吉田さんと少しのトークパート。

吉田さん「いつもは小さいお友達相手に歌うことが多いと思いますが、大きなお友達に聞いてもらう気分はどうですか?」
彩さん「トップバッターで不安もあったんですけど、凄い盛り上がってくれて嬉しかったです。流石大きなお友達!サイコー!」
仁美さん「実は初めてフルサイズで歌ったんですー!今日は皆さんに聞いていただけてとても嬉しいです!」

ちなみに吉田さんは娘さん(この日6才になったのだとか。おめでとうございます!)と一緒にプリキュアを見ている、というエピソードを披露して、仁美さんと会場から「パーパ、パーパ、パーパ!」とコールされていました。さすがに「何すればいいのか分からん!」と困っていた様子。

そういえば、お2人の今後の予定についても言及されていましたが、吉田さんの話の運び方が上手いなーと思いました。このへんはアナウンサーのスキルなんでしょうか。

吉田さん「お2人の主題歌シングルが発売されているそうですが、それ以外に活動はあるんですか?」
彩さん「4/6の金曜日にファーストオリジナルアルバムが出ます!」
吉田さん「それを受けてイベントがあるそうですが」
彩さん「そうなんです。5/20に渋谷スターラウンジでワンマンライブやります!皆さん来てください!」

吉田さん「吉田(仁美)さんはEDテーマの他にミュージカル活動をされているんですよね」
仁美さん「はい。4/27から5/8まで、池袋のサンシャイン劇場で「薄桜鬼」というミュージカルに出演させていただきます」
吉田さん「他にも「A&G ARTIST ZONE 2h」…あ、これ他局さんですねw この番組のパーソナリティもしているとか」
仁美さん「水曜日の7時から9時までのメインパーソナリティを務めています。皆さん聞いてくださいね!」

といったところで彩さんと仁美さんが退場しました。以降のアーティストさんのステージを見て抱いた印象/感想は以下の通りです。
・Rayさんおっぱいでかっ!びっくりした!
・Zweiさんのステージパフォーマンスは中途半端。暴れるならもっと派手にやればいいのに。
 (ワンマンじゃないから遠慮してたのかも)
・Zweiさんの「ワッショイ」で、どうしても高取ヒデアキさんを思い出してしまう。二番煎じの印象が否めない。
・アイマス曲のポップ感はすげー半端無い。全然知らない曲でも楽しくなった。


ライブの最後に、出演者の皆さんが一言ずつ感想を言ってくれました。良かった。これが無かったら残った甲斐が無かったというものです。

彩さん「今日は皆さん最後まで楽しめましたか!?私も楽しかったです!」
仁美さん「今日は盛り上がりましたか!?今日は皆さんと踊れてウルトラハッピーでした!」


ライブが終わるころには京葉線も復活していたため、まっすぐ秋葉原に出ることに。82でkanbunさん達が飲んでいるという話を聞いたためです。行ってみるとkanabunさんの他にじょにーさん、ナコさん、regさん、そしてニューカマーのJUNJUNさんがいらっしゃっていました。思った以上に人が集まっていて少し驚きました。

ちなみに、JUNJUNさんはkanabunさんがDJとして参加した立川ライブスタイル上映に来ていた方なのだそうです。全然良い話を聞かないライブスタイル上映ですが、それでも交流の輪が広がるというのは嬉しいことですね。

最終的に、自分と東池袋さんが参加して7人で飲んでいました。今後、どんどんアルコール戦士のニューカマーが来てくれると嬉しいですね。またグイグイ行きたいものです。

2012年3月26日月曜日

J:COM × ANIMAX Present プリキュアオールスターズがやってくる!@椿山荘 (03/26)


J:COMの契約者限定のオールスターズショーに応募したら当選したので、椿山荘に行ってきました。この日は午前中と夕方からの回があって、自分が参加したのは午前中の回でした。一緒に参加してくれたのは3298(ミニクーパー)さんとフランク刑事さん。

椿山荘


本日の催し物


椿山荘に到着した時点で既に大勢のご家族連れが列を作っていて、とても1人では並ぶ気が起きなかったので刑事さんと3298さんの到着を待って列に並びました。会場は5Fの大宴会場オリオンで、とにかくその広さと豪華さに驚きました。ド平日とは言え、ANIMAXさんも随分張り込んだものです。

オールスターズショーのPOP


この日放送開始のフレッシュのPOPもありました


後方の左端に座って待っていると、司会のお姉さんが登場。諸注意と式次第の説明をしてくれました。それによると、残念ながらショーの撮影は禁止。ただし、グリーティングの時間は撮影OKというものでした。また、1時間ほどのショーの後、10分ほどの休憩を挟んでお楽しみ抽選会と握手会(グリーティング)という流れで進むとのこと。

お姉さん「ショーの前に、スマイルプリキュアの始まりのお歌を歌ってくれている池田彩さんが来てくれています!」
我々「!?」

彩さんが出演するという情報はどこにも出ていなかったため、大変驚きました。しかも、この日歌ってくれた5曲は全てフルサイズ。東池袋さんによれば、「Let's go!スマイルプリキュア!」をフルで歌ったのはこの日が初めてだろう、とのこと。あの人が言うなら間違いないでしょう。大変貴重なステージだったと思います。J:COMに加入していて良かった。

セットリスト
01.Alright ハートキャッチプリキュア!
02.ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!
03.Let's go!スマイルプリキュア!
04.17jewels~プリキュアメドレー2010~
05.#キボウレインボウ#

1曲目の「Alright」を歌いながら登場した彩さん。歌い終わるとお子さんとお父さんお母さんに恒例の「こーんにーちわー!」でご挨拶。歌の合間のMCは少なめ…というかほとんどなかったですね。「次の歌は○○プリキュアの始まり(終わり)の歌です。みんな知ってるー?じゃあ一緒に歌って(踊って)ねー!」といった感じの説明くらいじゃなかったかな。

コーラス部分を一緒に歌っていたら、すぐ前に座っていた幼女が振り返ってこちらをずっと見ていました。やめて!見ないで!あなたが見るのは正面のステージよ!///などと恥ずかしく思いながらもコーラス入れるのをやめられないプリオタがそこにいました。

5曲歌い終わった後、お姉さんと彩さんのトークパート。

お姉さん「たーくさんのお友達の前で歌った感想は、どうでしたか?」
彩さん「朝早くから並んでくれた、みんなの元気な笑顔が見られて嬉しかったです!」
お姉さん「彩さん関西弁なんですか?」
彩さん「そうなんですよー。サニーと一緒!」
お姉さん「本当だー。かっこいいですねー!」

カッコいいって適当な返しだなw

お姉さん「彩さんは他に何か活動はあるんですか?」
彩さん「4月にアルバムを出しますー。今歌ったのとは違う感じの曲が入ってます!」
お姉さん「そうなんですか。みんな、聞きたくなっちゃうよねー!?」

おお、ご家族連れにオリジナルアルバムを宣伝するとは…。そしてお姉さんも意外と良い返ししてくれます。これでお子さんが「買って―!」ってなってくれればいいなーと思いつつ、プリソンを期待してガッカリされなければいいなぁとも思いますね。理想はこちらのたんちゃんさんご一家のように、親御さんも娘さんもハマってくれることだと思うんですけど。

ていうか、たんちゃんさんのブログを拝見すると、ちょこちょこニアミスしてるんですよね。東池袋さんやルナさん、ミチさんあたりとお知り合いのようなので、そのうちご挨拶ができたらなぁと思っていたりします。

彩さんは、最後に左腕に付けていたデコルブレスレットを見せて、CMの歌とナレーションは私なんですよーとアピール。CMもチェックして見て(ご両親に「欲しいー!」ってお願いして)ね!と言っていました。


これで彩さんのステージは終了。オールスターショーが始まりました。言うてもフレッシュ以降の梅キュアオールスターズでしたけど。多分本当のオールスターズが見れたのは24~25日のTAFのステージだけだったんじゃないかな。行きたかったなぁ…。

それはともかく、この日のショーは今後各地で開催されるオールスターショーと同じ内容だと思うので割愛します(写真も撮れなかったしね)。この後の抽選会では、目の前に座っていたご家族が当たっていました。貰ったプレゼントをお子さんが取り出してみると、なんと出てきたのはムープのお面!渋いwww 小さい子だったので、これは一体なんだろう…?といった様子でお面を眺めていました。

その後、握手会が始まりました。列の最後尾に並び、握手をする刑事さんやミニクーパーさんを撮影。その時の写真を何枚か載せてみます。

「どうしようせつな、始まっちゃうよー!?」
「落ち着くのよ、ラブ。一緒に深呼吸しましょう」


「さあ、こっちへいらっしゃい」


↑はキットレンズ(55-300)のテレ端で撮った写真。
↓もキットレンズ(18-55)のワイド寄りで撮った写真です。

ムーンライトさんはやっぱ綺麗だよなぁ


お花を貰っていたマリンちゃん


ビシッと決まった立ち姿のビートさん


握手会の後、椿山荘の庭園を撮影して回りました。ここに来たのは兄が結婚した時以来10年くらいぶりでしたが、相変わらず綺麗な庭園でした。

5Fから見渡す椿山荘の庭園


池のほとりの山桜


葉桜と桜が混ざってるのが結構好きです


椿山荘は滝の裏に通路があったりします


椿山荘を後にした我々は、目白駅前の大戸屋で昼食を食べて解散。自分はミニクーパーさんと新宿へ向かいました。ASNSが見たかったのですが、上映時間の都合が合わず、バッティングセンターで時間を潰すことに。これが意外と面白くて、連続で160球くらい打ちました。が、普通そんなに連続して打たないらしいです。道理で翌日全身筋肉痛になったわけだ…。

その後、上野に移動して肉の大山で飲み。このときは夕方からのショーに参加した東池袋さんも駆けつけてくれました。うーん、なかなか充実した一日でありました。

2012年3月20日火曜日

「ふたりはプリキュアMax Heart DVD-BOX vol.2」購入者対象イベント@都内某所 (03/20)


3月20日に、ふたりはプリキュアMax Heartのプロデューサーである鷲尾さん、シリーズディレクターの西尾さん、キャラクターデザインの稲上さんによるトークショー&サイン会に参加してきました。

※このイベントの内容を公開することについて発売元に確認したところ、OKともNGとも言う立場にはありません、との回答を頂きました。とりあえず問題は無いようなので書いてみた次第です。

招待状代わりの葉書に「集合時間(12時30分)前にはお越しにならないようご協力をお願い致します」と記載されていましたが、特に深く気にすることも無く、少し早めに会場へ向かいました。しかし、実際には12時30分前に入場が開始されたため、この言葉を律儀に守ったTOMさん達は整理番号自体は若いにもかかわらず、その番号より遅い入場となってしまったのだそうです。

入場開始後も、席が足りなくて追加の椅子を用意するなど、準備不足の感が否めない印象でした。確かTOMさんが言っていたのですが、九州や東北の人に当選ハガキを送ってはみたものの、どうせ来ないだろうと思っていたのではないかとのこと。確かにそう考えるのは無理ないとは思いますが、発番した整理番号の数だけ席を用意しておいて欲しいものです。もしかしたら、発売元と販売元との間で連携が取れてなかった(会場は販売元でしたが、応募先は発売元でした)のかもしれませんけど。

会場に向かう途中に立ち寄ったコンビニで生駒さんと偶然お会いし、一緒に会場まで行くこと。会場近くには、女性ばかりのすげぇ長い行列ができていて驚きました。少し調べてみましたが、Leadのニューシングル「Wanna Be With You」の発売を記念したトークイベントが夜に開催されていたようです。CD5枚買うと福引ができて、当たるとフォトセッションに参加できたらしいです。うーん、5枚かー、と思ったもののちゃんと5バージョンくらい発売されていたようです。それならまぁ、買っちゃうかもしれませんねw なんでも、トークショーはメンバーがタキシードを着て参加とのことだったので、福引の結果に一喜一憂していたのも無理ないですね。

会場には170人ほどのMHファンが来ていたようです。イベントスペースに入るとき、入口にレイズナさんとアライさんが座っているのを見かけました。もしかしたらエキレビの記事になるのかな?

トークイベントは予定時間より5分遅れで始まりました。進行は司会の女性からの質問に対してお三方が答えていく、という形。

鷲尾さん「(マイクを持って口をパクパク)…あ、入ってますね。大丈夫です、大丈夫ですw」

最初の挨拶からマイクが入ってないフリとか、鷲尾さん最初から飛ばしていましたw これには西尾さんも負けじと、

西尾さん「あ、水飲んでいい?」

と挨拶前にカマしてくれました。西尾さんの話すところは始めて見るけど、鷲尾さんと似てますねw

稲上さん「キャラクターデザインを担当しました、稲上です。本日は宜しくお願いします」

一人真面目な挨拶をする稲上さんを茶化す鷲尾さんと西尾さん。この3人がどーゆー関係なのかがすぐ分かりましたw


「今回DVD-BOXとなった、ふたりはプリキュアMaxHeartの魅力はどんなところだとお考えでしょうか」

鷲尾さん
台詞や仕草など、日常でよくあるよなーと思える細かい仕掛けが一杯詰まっている。何回も見ると、こんなところにこんな仕掛けがあったのかと気付くことができるので、ずっと色褪せない作品として完成している。


映像の仕上がりについては西尾さんや稲上さんにお預けしていたので、完成した作品を見て驚いたり感動した。スタッフサイドの人間がそう思えるということは、視聴者の皆さんにも同じように伝わる作品なのかな、と思っている。


西尾さん
今見ると懐かしさがある。無印もMaxHeartもDVD-BOXになったということはとても嬉しく思っている。どうやったら思いを伝えられる話やストーリー、キャラクターができるのかもがいた2年だったし、楽しいことよりも辛いことの方が多かった。その結実とも言える作品を見た皆さんに集まっていただいたり、媒体を持ってもらえていることで、やってきて良かったと思える。


実を言うと、MaxHartが終わった後に体調をガタッと崩してしまい、大変だった。この作品には元気や勇気を貰って、何度も励まされた。そういったことを、皆さんと共有していきたい。


稲上さん
この作品を少女モノという感覚でやっていたか分からない。3人にとって初めての少女モノで、しかもアクションが盛り込まれている。戦闘アクションに感じては、ドラゴンボールの監督もいたし、自分も原画で参加していたから経験を活かすことができた。


とにかく日常を大切にしている作品だったなーと思う。何気ない掛け合いが面白くて、どんどんドラマチックに盛り上がって行って戦闘シーンでクライマックスを迎える。男なので、やはり血沸き肉躍るシーンが好き。

(鷲尾さんと西尾さんが「こんな感じ?」と脇をワキワキさせていたw)

団子屋のおばさんのような、何気ないキャラクターが出てくる話を学園生活を交えて描く作品は最近なかったので、ためになったし勉強にもなったシリーズだった。

鷲尾さん「素晴らしい纏めですね。(西尾さんを見て)どうして我々はこう子供なんですかw」


「今日のようなイベントに参加される機会は少ないと思いますが、大勢のファンが来てくれたことについて感想はありますか」

西尾さん「お客さんの感想を言えばいいの?」
客席「違う違うw」

あー、そういえばいつもキャラクターショーなんかにブラックコスでやって来るおっさんが来てたんですけど、お三方の発言にいちいち反応していて煩かったですね。


稲上さん
初めてファンの皆さんに直接お会いしてお礼を言える場をセットしてくれたことに感謝している。DVD-BOXにもしていただいたし、ブックレットも作っていただいた。(ブックレットでは)言えないこともたくさんあったが、自分達にとっても宝物。

鷲尾さん「(全部)言ったでしょ」
稲上さん「ハイ、言いました」

鷲尾さんの、言えない事なんて無いでしょ、っていうフォローが面白かったw

とにかく、この場にいられることを嬉しく思っている。


西尾さん
制作者とユーザという関係ではなく、この作品を共有できているという人達がこれだけいるということに胸の詰まる思いを感じている。社交辞令ではなく、感慨もひとしお。


こちらの伝えようとしたことを見て、抱いた感想や心に入る場所はそれぞれ違うかもしれないが、少なくとも同じことを考えた仲間なんじゃないかと思っている。そんな人たちがこんなに集まってくれて感動している。


西尾さん「これからも一緒に生きていきましょう」
鷲尾さん「最後すっごい人類愛になりましたねw」


鷲尾さん
西尾さんが体調を崩されることが多くて、救急車に同乗したこともある。西尾さんの血圧を測ると、自分の血圧の方が低くて病人は自分の方じゃないかと思ったこともあった。


実のところ、(プリキュアは)頑なに子供向けだと言っていて、皆さん(大人のファン)との交流を絶っていた面がある。しかし、これだけ年数が経過して、ASDXシリーズやDVD-BOXの発売を経て、きちんとファンがいるということを把握しなければならないなと思うようになった。


少し重い話だが、昨年無印のDVD-BOX発売記念イベントが震災の影響で中止となった。楽しみにしてくれていたファンの皆さんには申し訳ないことをしたと思うが、当時の状況ではとても開催できなかったし、かえって迷惑をかけるかもしれないという判断で中止となった。


そういった背景があって、今回MaxHeartのイベントの話が発売元から来て、ぜひやらせてくださいと答えた。本当に思い入れが大きいのは、最初から携わってきているスタッフや最初から見てくれてきた皆さんだと思う。今日は、顔を見ながら話すことができて光栄に思っている。


「プリキュアシリーズの原点を作った皆様ですが、10年という節目目前にしての感想はありますか」

西尾さん
このシリーズ開始時に、10年続けるぞと言っていたのは野沢さんだけだった。10年続けばキュアシルバーが出るという話もしていて、本人は変身する気満々だったw


「ふたりは~」シリーズとして続いたわけではないが、「プリキュア」シリーズとして続いてきた。スタッフが変わって、想いを繋いでいくという方法は当時夢物語でしかなかったが、その思いだけは持っていた。それが積み重なって、(10年継続が)実現しそうになっている。


自分は努力すれば叶うとは思っていない。できないことや叶わない事の方が圧倒的に多いという現実を見据えながら、薄っぺらい余所行きのスローガンを掲げるのではなく、自分の行く先を見つめ直し続けていかないといけないと思っている。


スローガンになってしまいそうな台詞も、この論理で2年間全員で精査して考え直し続け、大事に作ってきた。スタッフ全員のそういった思いや努力の積み重ねの結果、認められてシリーズとして定着したのではないか。そういったスタッフの努力に敬意を表すし、見て下さった皆さんにはありがとうと…ありがとうございますといいたい。


稲上さん
始めた当初は10周年などと考える余裕は無く、1年をやりきるのに精一杯だった。女児向けシリーズで2年続くっていうのは「ホニャララどれみ」みたいだなと思った。


東映アニメーションの小さな部屋で、この3人で打ち合わせを始めたけど毎回こんな感じだった。2人が喋ってる横で自分が書いてる。で、「あ、できた?まだぁー?」って言われていた。これで一年どうなるんだろうと思った。


これはMaxHeartのイベントなので(次のシリーズの話をするのは)申し訳ないが、自分が続けて参加した3年目のSplash☆Starが橋渡しとなって5に繋がり、それからどんどん広がって言った感じがする。


やはり続けるというのは大変なことで、シリーズの都度賛否両論の色々な意見をどうにか消化しながらスタッフが頑張って続けてきた。自分も作画として参加しているが、今頑張っているスタッフや一年目から関わってくれている録音さん、撮影さん、編集さん、記録さん、音響さん、原画や作画監督など、皆で作り上げてきたシリーズ。数えきれないほど大勢の人に感謝する作品だし、そういったつながりができたということが凄い。

稲上さん「なんか、また真面目な感じですいません」
鷲尾さん「大丈夫です、崩しますからw …と言いつつ真面目に話すんですけどね」


鷲尾さん
最初、誰も10年続くとは思ってなくて、とりあえず1年やろうと思っていた。あちこちで話していることだけど、まだ暑かった頃に西尾さんに東映アニメーションの中庭に来てもらって、噴水の横で女児向け作品の監督をお願いした。西尾さんは「僕で言いの?」って言っていたけれど、「西尾さんだからお願いしたい」と口説いた。さっき言ったように自分は中継ぎだと思っていたので、1年後に次の企画が動くまで1年間だけお願いします。とお願いした。


西尾さんから好きにやっていいかと聞かれたので、好きなようにやりましょう。うんと派手にしたいですと答えた。これに対する西尾さんの「上手くいかなかったら、ごめんなさいって謝って逃げよう」という言葉が忘れられない。


この律儀な部分が作品に出ている。なぎさやほのか、志穂と莉奈のセリフにも社会人として恥ずかしくないものが散りばめられている。社会人として色々任されて駄目だったら、ただ逃げるんじゃなくて謝って逃げるという姿勢が大事で、そういった台詞の原点になっているんだと思う。


アニメは全て描かれた絵なので、100%ファンタジーで、リアルな物は無い。日常のセリフ1つ取ってみても、実際に生きている人間が、そこに生きてしゃべっているキャラクターがいると思ってもらうために、キャラクターとして感情が流れているか、動きとしておかしくないか、人らしさが入っているかを考え続けている。一年一年一生懸命考えて、初めて次の年の事を考えることができるということをこのシリーズに学ばせてもらった。


メップルやミップルなどの人の形をしていない者についても同じで、言っていることに対して「ああ、そうだよね」と思える内容を考え続けて初めて、来年の事を考える土俵に立てるんだということを実感した。見てる方達にちゃんと伝わることは何か。自分達が考えていることは何かを常に問い直し続けていくことが必要だと思う。


鷲尾さん「あ。今9年目やってますけど、来年10年目があるなんて誰も一言も言っていませんからねw」
鷲尾さん「来年が続いたら10年目だよなぁーという仮定の話です!先の話は分からないんですよ?」
鷲尾さん「今関係者の方がたくさん来てますから言いますが、そうなったらいいなぁー(↑)って話ですからね!」

実際に10年目が決まっていて、大人の事情で言えないのか本当にまだ決まってないのかは分かりませんが、スポンサーへの宣伝を忘れない鷲尾さんでしたw


「最後に、皆様から〆の言葉をいただきたいと思います」

ここでえっ、もう終わり?と思ったのは俺だけではないはず。なんせ、まだ30分くらいしか話していただいてませんでしたので。


稲上さん
早苗おばあちゃんの言葉で「希望を持ち続けていれば明日はきっといい日になります」という言葉があって、作っててすごい良い言葉だなと思った。自分もこれからその言葉を胸に頑張っていきたいと思います。今日は有難うございました。


西尾さん
鷲尾君の作中の台詞に対しての思いについての話の中で、スタッフとして色んなことを精査したり考えて来たという話と、今の稲上君のおばあちゃまの話を聞いて思い出したこと。


言葉や台詞が簡単にスローガンになっていってしまう世の中で、正直に努力していることを素直に言える姿勢くらいは大事にしていきたい。「頑張る」という言葉も一人歩きするとスローガンになってしまう。


大きな困難に立ち向かうとき、本人達の頑張る気持ちをスローガンにすることなく、立ち向かわせていくかを考えていかないと(言葉に)取り込まれてしまうような気がする。


日常感はそういうことに宿る気がする。我々は恥ずかしがり屋なので、本編中で頑張るって言葉が出てきたときには「“なるべく”頑張るぞー」、「“とりあえず”立ち上がるぞー」だったなーということを思い出した。


そういう台詞をクソ真面目な顔で言えるよう、なるべくまっすぐに生きていきたい。作品を見て感動してくれた皆さんには、気持ちだけは通じたんじゃないかと思っている。


鷲尾さん
無印42話の台詞ですよね。自分は「なるべく頑張るぞー」って言葉がシリーズ中で一番好きなんだけど、まさかその話を先にされてしまうとは…w


MaxHeartでは、最終話の立ち上がり方が好き。なぎさ(注:本当はほのか)がアサリを買って帰らないといけないことを思い出して、そこから「考えることは自由だ。だから、自由は絶対奪われない」と立ち上がった。あれを見たとき、「こんな立ち上がり方があるのか」と衝撃を受けた。考えてみれば、凄く落ち込んだときや凹んだとき、布団の中に潜っていて立ち上がるのはお腹がすいたな…とか喉が乾いたな…と思ったときだった。そういう瞬間があるはずなのに、映像にするときは何故かみんながそれを忘れてしまう。この作品を通して、そういったことをすくい続けてきた。


こういう事こそが日常感であり、この作品の魅力なのだと思っている。各話の随所にそういった内容が散りばめられているので、そういったところに気を付けて何回も見返してみて欲しい。決して色褪せたりしないはず。

…という鷲尾さんの挨拶でトークパートが終了しました。長めに見ても正味40分ほどしかなかったので、個人的には不満が残りました。お三方のサイン会の時間を含めると仕方ないとは思いますが、せめて質問時間くらいは設けてほしかったです。

お三方の直筆サインを貰う機会や、サインをして貰うときに会話できる機会が滅多にないということは重々承知の上ですが、それでも自分はサイン会が無くてもいいのでお話を聞いていたかったと思います。もっとも、直筆では無いものの、お三方のサイン入りの描き下ろしイラストの色紙を貰えたから、というのもありますが。

いただいたサイン


特製色紙。額に入れて飾りました。


サインをもらった後は、会場の外で話しつつ皆さん出てくるのを待っていました。twitter上でしか知らない方が大勢いらっしゃっていたのでご挨拶したいなーと思ったためです。その甲斐あって、九州から来ていた師子王丸さんやクロヲクさん、仙台から来ていた豆さん、いえろうさんやVip忍者さんなどたくさんの方とご挨拶させていただくことができました。貴重なお話も聞けたし、普段お会いできない方とも会えたし、(トークの長さ以外は)大満足の一日でした。

その後はジョナサンで食事したり(何故か二郎話やMoko'sキッチンの話に花が咲いていた)、アキヨドで額を買ったりおもちゃを冷やかしたり、突発カラオケを経ての秋葉原HUBでの飲みなど、盛りだくさんの1日でもありました。いやー、楽しかったですね。来年は是非Splash☆Star DVD-BOXの発売と、記念イベントの開催をお願いしたいところです。

2012年3月17日土曜日

CrazyTalk02「ビフォー・『プリキュア』」@秋葉原cafe bar sixteen (03/17)


大のルージュ好きで知られる加藤レイズナさんが一念を貫き通して出版まで漕ぎ着けた書籍『プリキュア シンドローム!』(幻冬舎)の出版を記念したトークイベントへ参加してきました。このプリキュアシンドローム(以降「プリシン」)は3月9日の発売後わずか3日で重版が決定するという反響っぷり。その反響の大きさと比例するように、このイベントも定員50名に対して参加希望者が70名を超えるという盛況ぶりでした。TLで見かけた時に申し込んでおいて本当に良かった。

親戚の法要を終えて、秋葉原のcafe bar sixteen到着したのは、入場開始の10分ほど前でした。外から見た感じ、そんなに集まってないようだったのですが、既に中の階段に長い待機列ができていました。3階から1階まで伸びていたはずなので、2~30人くらいは並んでいたんじゃないかな。先頭は階段を上った先だったので数えられませんでしたけど。

入口で交流会とイベントの会費を支払い、入場券を受け取って中へ。既にステージ正面の特等席は埋まってしまっていたので、最前列の一番左側に座ることに。ここ、足元にスピーカーが置いてあって、壁との間にちょうど荷物置くスペースができていたんですよね。スピーカーも机のように使うことができましたし、主観的にはかなり良い席を取れたと思っています。

イベント・交流会兼用の参加チケット


トークショーは二部構成で、第一部が司会の志田さん、「プリシン」著者のレイズナさん、そしてレイズナさんのエキレビライター仲間でもあるたまごまごさんによって進行する形でした。二部では、ここに鷲尾さんが参加。トークの内容は会場に来た人のみの胸に収めてください、とのことだったので詳細は書きませんが、開始前に回収されたアンケートに書いたプリキュア歴「1年3ヶ月」がトークの中でほんの少し触れてもらえたのが嬉しかったです。

また、このイベントに参加できなかった生駒さんによければ聞いておいて欲しい、とお願いされた質問にも鷲尾さんに応えていただくことができて大満足のイベントでした。質問を取り上げて下さったたまごまごさんには感謝しています。そういえば、以前エキレビ一周年記念イベントに参加した際にたまごまごさんは北海道在住だと聞いたのですが、今日はこのイベントのために上京していらっしゃっていたのかな?

トークイベントの後は、下のフロア(2階)で交流会が開催されました。また、3階では交流会に参加しない(できない)方のための「プリシン」サイン会が開催される運びに。交流会場でサインをもらうのは、荷物の出し入れがあって面倒だし酒も入るだろうし…と考えて、自分もこのタイミングでサインをもらうことにしました。

レイズナさんが大好きなりんちゃんのカラーページにサインをして頂いたのですが、イラストはおろか文字にもかからないように書いて頂き、レイズナさんのりんちゃん愛を感じました。そういえば、このとき編集のアライさんにお声をかけていただきました。少し前に、アライさんの質問にあずまさんを紹介したことを覚えていて下さったようです。まさか覚えていただけていているとは思わなかったので驚きました。

レイズナさんのサイン


サインをもらった後、荷物を纏めて下のフロアーで始まっていた交流会へ向かいました。会費3,000円でソフトドリンク数種類がフリー、そしてのどごし生もフリー、食べ物も数種類のカナッペやサラダ、唐揚げやポテトフライなどが提供されるという、大変コストパフォーマンスの高いものでした。のどごしフリーがすげえ嬉しかった!思わずサバ味噌の缶詰買って食べてしまいました。

交流会には、先日のくどまゆライブでお会いしたmhrさんや、初めてお会いできたよんゆぅさんや土井タバスコさん、あきもとさんのカラオケオフに参加されていたアギルランさんなど、たくさんの方とお会いできて嬉しかったです。ただ、人数が多いといろんな人と話したい!っていう気持ちが高まりすぎてしまい、あちこち渡り歩いてしまってじっくり話せないのが悩みどころです。

そういえば、この時煙草吸っている方に何の気なしに話しかけたんですが、ここの社長さんですげーびっくりしました。てっきり会場に来ていたプリキュアファンの方だと思ってました…。大変失礼いたしました。

少しお話しさせていただきましたが、新宿や阿佐ヶ谷のLoft系のようなイベントスペースにしたいとお考えとのことです。イベントが多く開催されるのはファンとしても嬉しいことなので、ぶしつけとは思いつつも是非プリキュア系でまたイベントを開催していただけるようお願いしてみました。社長さんがオーガナイザーってわけではないだろうから、あまり意味ないかもしれませんけれど。

そういえば、交流会の説明には「登壇者とお客様で楽しくご交流いただければ幸いです」とあったので、てっきり鷲尾さん達もいらっしゃるのかとドキドキしていましたが、そういったことは無かったですね。会場に来ていたのはレイズナさん、たまごまごさん、志田さんでした。

お店ののどごし生のストックを飲み尽くし、時間も時間になったのでお開きに。3298さんとこの後HUB行きます?みたいな話をしていたのですが、いつの間にかはぐれてしまったのでうやむやになってしまいましたね。帰り際にまんだらけのコンプレックス館のショーケースがプリキュア尽くしになっているところを「おー」と思いながら見て帰りました。フラワータクトが売ってるところをはじめて見ました。たすくさんはイベント前に結構買い込んだのだそうです。流石ですなー。

また、帰りにぽん吉さんに葉賀先生とお会いしてみたいんですー、と言ったらすぐ前を歩いている方がそうだよ、と教えていただきました。これはかなり不意打ちに近い感じだったのでびっくりしました。酔いと驚きでまともな話はできませんでした。緊張して何話したのかも覚えてない体たらくです。何か失礼なことを言っていなければいいのですが…。

そんな感じで、濃密な17日は終わったのでした。最速上映、カラオケオフ、ビフォー・プリキュアでお会いした皆さん、イベント関係者の皆さん、ありがとうございました。

プリキュアオールスターズNewStage最速上映@Tジョイ大泉 (03/17)


昨年のスイートの時は各TジョイのHPでの告知にとどまった最速上映が、今回は映画HPの告知されるところまでになりました。明けて開催されるNSの舞台挨拶には、親戚の四十九日の法要があるため参加できないことが確定していたため、最速の参加を見送るという選択肢はありませんでした。

集合までしばらく時間があったので、池袋のロサ会館にあるビリヤードロサに何ヶ月ぶりかに顔を出して撞いてみました。うーん、久しぶりだけどそんなに腕は鈍ってない感じ。体が覚えてるって感じなんでしょうか。タイガさん、Kaiさん、りゅうくさんと打ちましたが、いつの間にかタイガさんがスコーピオン社のマイキューを持っててびっくり。真っ赤なメタリックカラーがかっこいいキューでした。

久々のビリヤードでした


20時30分くらいまで遊んでから桜台の二郎へ。TOMさん、ひかりんさんと夕食を摂る約束をしていたのです。幸い、3人とも同一ロットに滑り込むことができました。夕食が二郎なのは昨年のスイートの時と同様です。本当はkanabunさんも来る予定だったのですが、残念ながらお仕事が立て込んでしまったようで来られませんでした。それにしても、TOMさんもひかりんさんも食べる速度が尋常じゃなく早い!俺が遅いのかもしれませんが、2倍くらい早くて驚きました。

小豚ヤサイカラメ。豚は下ブレだったので残念。TOMさんひかりんさんのは美味しかったらしい


ああ、そうそう。kanabunさんは3月24日の「ASNSライブスタイル上映」で上映後にDJを務めるそうです。俺は大阪に行っているので行けませんが、時間があって興味がある人は参加されてみてはいかがでしょうか。映画館でのDJイベントなんてそうは無いっすよ!先日音出ししたそうなのですが、今までにない音の良さだったそうです。それにしても、事前にCOOLなDJとして紹介されていた人がkanabunさんとは。これからはCOOLなDJ=kanabunさん、という公式が成り立つ感じですね。

ちなみにプリキュアおじさんにもオファーが来ていたそうですが、おじさんはおじさんでアシッドパンダカフェ「ニチアサナイトSATURDAY」に参加しているため、断らざるを得なかったのだそうです。前回のニチアサNIGHTはインフル明けで行けなかったし、次こそは行きたいと思っていただけに残念です。しかもこの日は「アニマキュレート☆☆☆(ほしみっつ)」をオーガナイズしたInushigeパイセンがおジャ魔女枠でさんかするっつーじゃないすか!なんでこの日にこんなにイベントが集中するの!と歯軋りせざるを得ません。こちらも興味がある方は是非是非ご参加ください。

それはそれとして、二郎を食べ終えた我々は一路大泉学園へ。駅で祥太さんと合流し、上映後のカラオケオフ時の寝部屋用に1部屋追加確保のため、カラ鉄へ向かいました。窓口では1部屋貸してもらえれば十分です、みたいな感じだったのですが、本当はもう1部屋借りたかったらしいです。TOMさん曰く、会員カードが無いから借りれなかったとのことですが、俺カード持ってたんですよね。あの時言えば良かったですね…。今更言っても後の祭りですが。

大泉学園駅の看板がスマイル仕様になっていました


その後、タクシーでTジョイ京都へ。21時くらいには現地に入っていたというプリキュアおじさんと合流。いくらなんでも早すぎですw 事前に購入していたチケットを発券して振り返ってみれば、なんかグッズ購入列が形成されてるじゃないですか!しかも戦闘は祥太さんとかTOMさんとかおじさん達でした。一声かけてくれてもいいのに!と無茶なことを思いつつ10~15番目あたりに滑り込みました。

Tジョイ大泉入口の看板


建物入ってすぐ目に飛び込んできた巨大タペストリー


列ができているから、てっきりすぐ販売が始まるのかと思いましたが、結構待たされましたね。しかも焦って並んだから、周りに知っている人がいないという状態。これは少し寂しかったです。とりあえずミラクルライトとパンフレットを購入し、スタンプ台に並びましたが、大泉のスタンプ、押し辛い!チェーンが短いし、スタンプ台が壁際に固定されているのでインクも付け辛いという状態でした。

スタンプ台


押した人は皆中央が掠れてたみたいなので、ハンコの構造欠陥かも?


スタンプも押して、物販列に面した席に座っておじさんとタベってました。おじさんはこの後のカラオケでDJをやるらしく、ASNSの主題歌CDをインポートしていました。あと、PCを置く台も新調していました。暫く駄弁った後、kanabunさんと合流してInushigeパイセンと3298さんとビールで一杯。にしても、プリキュア映画観る前にビール飲むってのは少し背徳感があっていいですね。

途中、タバコ吸いに行って戻ってビールをもう一杯。上映時間も迫っていたので、場内で飲むことにしました。トイレに行きたくなるんじゃないかと心配されましたが、自分はそんなでも無かったですね。kanbunさんは上映中に2回トイレに駆け込んでいたようですけど。まぁkanabunさんはTジョイに来る途中に既に2本空けていたそうなので、その差もあったのだと思います。しかし、2回ともkanabunさんだとは思わなかったw

前回のスイートの時の来場者サービス(ハミィのパラパラまんが)は入場時に配布されましたが、今回は置いてあるのをご自由に持って行ってね、というスタイルでした。もしかしたら貰い忘れて帰っちゃった人もいるんじゃないかな。

まだ見てない人も多いと思うので、映画の内容は割愛します。個人的には良い映画だったと思います。ASシリーズとしてはDX系が突き抜けてしまっているので、それと比べるのは酷かなとも思いますし、少なくともスイートよりは良い作品だったと思います。

観終わった後、結構早めに外に出ました。Tジョイのスタッフさんにご挨拶…しに行くときにどっかで見た顔の人が歩いてるなーと思ったんですが、今思えば、大塚監督だったかも。

ちなみに、この日大泉の来場者数は300人を超え、京都も100人、博多も80人を超えたそうです。つまりトータルで500人以上が参加する規模のイベントになったようです。前回のスイートの時が、大泉で170人ほどだったらしいので多分東映さん側としても驚きの数だったのではないでしょうか。皆さん上映中も騒ぐことなく大人しく見ていましたし、次回以降の最速上映に繋がっていくといいですね。

一通り感想を言いあった後、ひかりんさんとTOMさんに断りを入れてからおじさんとkanabunさん、東池袋さん、3298さん達とTジョイ大泉の横のセブンで安定のコンビニ前スタイル。この時、スイートのステッカーが貼られたスクーターが駐車場に停まっててすげえと思いました。

3298さん以外はそのままカラオケオフへ(kanabunさんは寝る気満々でしたけど)。なんでも祥太さんが京都組とのSkype通話を計画しているようで、それまでおじさんのDJで場を繋ぐことになったのですが、事前告知にはそのあたりのことが全く書かれていなかったので、ほとんどの人がポカーンとしてい(たように思え)ました。

DJやってて辛いのはオーディエンスがサガって場が冷えてしまうことだと思います。そういう意味で言えば、この時のDJタイムは控えめに言って針の筵のような感じだったのではないかと思います。盛り上がっているのは、俺と卑猥さん、東池袋さん、TOMさんなどの入口右側壁あたりとフロアーの真ん中あたりだけだったように記憶しています。唯一場が盛り上がったのは「イェイ!イェイ!イェイ!」をかけた時だけだったんじゃないかな。

Skypeで繋がった京都とのお話も、アイルトンさん達を知っていれば楽しいものでしたが、知らない人にはどうだったのかな。パッション生誕祭の告知もしていましたが、全く知らない人にどこまでわかって貰えたのか。twitterのプリクラに触れてない人で、全く予備知識ない人にはかなり内輪臭の強い時間に思えたのではないかと思います。

その後、カラオケとなりました。いつものようにTOMさんと卑猥さんが光っていました。自分は打てないので声だけ出していました。カラオケは皆さん楽しんでいたように思います。

卑猥さん達が「Let's go! スマイルプリキュア!」のハッピー!サニー!ピース、マーチ、ビューティ!てとこで対応した色のリウムを1本ずつ折っていくのは失敗していましたが、いつか綺麗に成功するところを見てみたいですね。

未来へ導く5つのリウム。卑猥さん曰く、「スマイルセット」とのこと


5時くらいまで歌ってカラオケオフは終了となりました。TOMさんに料金の回収をお願いされたので、東池袋さんと一緒にリスト片手にフロアーを回らせていただきましたが、こんな時に限っておじさんがDJでダンスナンバーを連続でかけるのね。踊りたくなってしまうじゃないですかー(実際少し踊りましたけど)。

最後に、仮眠部屋で寝ていたOtriさん、生駒さん、kanabunさんを起こして撤収しました。法要が無ければ舞台挨拶行けたのになーと思いつつ自宅へ帰還。ひとっ風呂浴びてから親戚宅へ向かったのでした。

あ、色々書きましたけど俺はカラオケオフすげー楽しかったです。幹事の祥太さん、TOMさん、ひかりんさん、DJのプリキュアおじさん、本当にお疲れ様でした。

2012年3月3日土曜日

Going MAYU Way 2 ひな祭りライブ!!@渋谷eggman (03/03)


物販開始の17時30分に合わせて、eggmanには20分頃に戻ったのですが既に長い物販列が形成されていました。今回は新しいグッズが投入されていたのですが、Lサイズのライブシャツは早々に売り切れてしまったようで購入することができませんでした。ロードバイクの購入を考えているので、お金を使わずに済んだことには安堵しましたが、やはり残念は残念でしたね。今回購入したのは、ストラップとリストバンドだけにしておきました。

このリストバンドとTシャツのデザインはSHARE LOCK HOMESのYUMAさん(この日はバックダンサーとして登場)がデザインされたのだそうです。アーティストの方って皆さん多才ですよね。

リストバンド


ストラップ


購入後は入場待機列へ。昨年の大阪で開催された、スイプリミュージカル後のアイルトンさん主催のオフでお会いしたmhrさんと久々にお会いすることができました。紹介してくれたコウノさんは、まさか知り合いとは思ってなかったと驚いていました。まぁ、狭い世界ですし、大抵どこかでつながってますよね。

途中、りゅうくさんからチケットを忘れてきてしまったとの連絡が。なにやってんすかー。折角若い番号(A-15~A-18)で取ったのにー。結局、当日券を購入して入場したようですが、チケット忘れは致命的なので俺も気を付けないといけませんね。

看板


自分のチケットはA-16だったため、3番目のグループで入場。最前列の一番右側を押さえることができました。開演までコウノさんとmhrさんとお話させていただきました。それにしても、同様に最前列を押さえた呑さんやひでえびさん達が持っているくどまゆオリジナルのペンライトが羨ましかったですね。あのライト、第一回ワンマンの余りを持ってきていたようで今回も極少数ながら売ってたらしいです。俺は振りコピが好きなのであまり使わないと思いますが、1本くらい持っておきたいところです。レインボーさん、再販をお願いします!

セットリスト
01.ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ ver.~
02.Changing my Wind
03.キミがいる
04.ララルー ♪OYFUL
05.たとえどんなに離れていても
06.ひまわり (アコースティックアレンジ)
07.For My Friend (アコースティックアレンジ)
08.ダンスパフォーマンス (工藤真由&YUMA、SHIRAHAN a.k.a. SHARE LOCK HOMES)
09.プリキュアからの招待状
10.図書館では教えてくれない天使の秘密 (工藤真由&MARiA(メイリア))
11. Come on!プリキュアオールスターズ (工藤真由&池田彩)
12.Dreamin’drops
13.恋の種 (新曲)
14.人生☆レボリューション(with YUMA、SHIRAHAN)
15.ハートキャッチ☆パラダイス!
16.プリキュア5、スマイルgo go!


(アンコール)
01.プリキュア5、フル・スロットル GO GO!(with YUMA、SHIRAHAN)
02.My sweet days


サポートメンバー
Gt:佐々木タカユキ
Kb:キダハタケンジ(はっちゃん)
DJ:大場コウジ
PA:木村さん
バックダンサー:YUMA、SHIRAHAN(SHARE LOCK HOMES)

くどまゆは「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ ver.~」を歌いながら登場。「スイッスイップリキュ~アー!」のところをみんなで歌うよう煽って来て、客席のボルテージが一気にMAXに急上昇。その後、連続で「Changing my Wind」を歌ってくれました。

2曲歌い上げた後、挨拶とワンマンライブ来場への挨拶がありました。

くどまゆ「笑顔は永遠不滅☆工藤真由です!」

恒例の挨拶もしてくれました!何人か一緒に「永遠不滅!」って言ってましたね。その発想は無かったので、次のワンマンとかあったら俺も声をあげようと思います。しかし、こーゆー声出すときは周りの人が出さなかったらどうしようと不安になるんだけど、声を出した人はすげぇなぁと思います。逆に言えば、たった2曲でそこまでテンション上げたくどまゆすげぇって話になるんですけど。

くどまゆ「今日は新しい自分を皆さんに届けようと思っています。最後までフルスロットルで盛り上がって下さい!」

新しいことに挑戦するということは、今までのまゆラボ祭や対バンライブで度々発言していましたね。ライブが終わった今振り返ってみると、その言葉に偽りはなかったと思います。

くどまゆ「今この場に私を知らない人はいないと思うけど、5年間プリキュアの歌を歌わせてもらってきました」

というわけで、次の曲は先日放映終了した「スイート♪プリキュア」のボーカルアルバムから歌います、とのことで「キミがいる」と「ララルー ♪OYFUL」、「たとえどんなに離れていても」を歌ってくれました。分かってはいたけど、「ララルー ♪OYFUL」での客席からの「ラーラルー!」ってコーラスが凄かったです(個人的にはドナルドの「らんらんるー(↑)!」を思い出してしまって笑ってしまうのですが)。ちなみに、「たとえどんなに離れていても」はくどまゆが初めて作詞した曲なのだそうです。

最前列で見ていたので、くどまゆの額から汗が筋になっているのがはっきりと見えました。ステージ上はさぞかし暑かったのでしょう。加えてダンス分多めの曲ばかりでしたからね。しかし、タオルを持ってくるのを忘れてしまったくどまゆ。イッシーさんがタオルを持って来てくれていました。

くどまゆ「みんなタオル買ってくれてありがとね!暑くなったらそれで汗を拭いてね!」

買ってなくてすみません…。

次は生演奏コーナーということで、DJの大場さんは一旦休憩。アコギに持ち替えた木村さんとはっちゃんさんとの演奏で、しっとりと「ひまわり」と「For My Friend」を歌ってくれました。

「ひまわり」と「For My Friend」を選曲した理由として、くどまゆはこんなことを言っていました。

くどまゆ「去年の震災のとき、色々なイベントが中止になってしまったりして全く動けなかった」
くどまゆ「プリキュアはアニメなので、勝手に動くこともできなかった」
くどまゆ「この曲はみんなに元気を与える曲だと思うので、聞いて欲しい」

震災の後は気分が落ち込んでしまっていたというのは何回か聞いている話ですが、動くに動けない状況で無力感ばかりが募っていってしまったのではないでしょうか。人って一旦マイナスに入るとどんどん落ちて行ってしまいますからね。多くの人に元気や笑顔を与える機会をくれた作品が、有事の際に行動を縛る鎖になってしまったのだとしたら、くどまゆの感じたジレンマは大きなものだったでしょうね。

「ひまわり」はもともと良い曲ですが、この時は絃の静かな響きとくどまゆの声が調和していて、さらに良い曲にアレンジされていました。

また、「For My Friend」は友人に向けて作った曲なので、出会いと別れの時期である(3月=卒業式シーズン)今歌おうと思ったのだそうです。大切な友人を思い浮かべて聞いて下さい、とのことでした。

この後、くどまゆが衣装替えのため一旦退場。入れ替わりに、昨年の12月9日に開催された「M ACT」(これもレポ仕上げられてないですね…)にも出演していたSHARE LOCK HOMESが登場してロックダンスを披露してくれました。本当は4人がフルメンバーなのですが、この日はその中からYUMA(ユウマ)とSHIRAHAN(シラハン)が来てくれていました。

くどまゆが言うには彼らは凄い実力派ユニットで、松本梨香さんや遠藤正明さん、影山ヒロノブさんのバックダンサーを務めているのだとか。それは知らなかった。もしかしたらM ACTで言ってたのを忘れちゃっただけかもしれないけど。

ダンスの途中で衣装をチェンジしたくどまゆが登場。YUMAとSHIRAHANの間に入って堂々とダンスを披露していました。すげえかっこいい!アクターズ生まれCHIX CHICKS育ちの面目躍如といったところでした。

くどまゆ「ここから後半戦だー!」

と一発ブチ上げ、盛り上がる客席に向かって「プリキュアからの招待状」を歌ってくれました。ここの繋ぎはDJ大場さんのウデが光っていてとても良かったですね。

この後の2曲はゲストーコーナーということで、それぞれ別のゲストと共に「図書館では教えてくれない天使の秘密」と「Come on!プリキュアオールスターズ」を披露してくれました。

11曲目のゲストは、くどまゆと共に原宿BJ Girlsに所属していたMARiA(メイリア/当時は水橋舞)さんでした。もう一人の岩城文夏さんは予定が合わず来れなかったとのことで、この日限りのミラク再結成…とは行きませんでしたが、6年ぶりに歌うという「図書館では教えてくれない天使の秘密」を聞くことができたのは嬉しかったですね。

この曲を生で聞いたのは初めてでしたし、フルコーラスで聞いたのも初めてでした。この曲、フルコーラス版は2006年の冬コミで100枚限定で発売されたミニアルバムにしか収録されてないんですよね。なんとか入手したいところですが、難しいでしょうなぁ。

ミラクのライブ映像


上の動画でも分かると思いますが、ミラク時代はかわいい衣装で歌っていたのだそうです。それに合わせてMARiAは白いフリッフリのドレスを着てきていました。また、アイドルの気持ちを思い出すためにくどまゆ用の大きなコサージュも持って来ていましたが、さっき着替えたばかりのくどまゆの衣装はバリバリのロック系w これにはMARiAも

MARiA「これじゃ私一人だけ張り切っちゃってる子みたいじゃんw」

と苦笑していました。

ちなみに当時MARiAはメンバー最年少の小学4年生だったのだそうです。くどまゆと同じアクターズに所属していて、BJ Girlsのオーディションには一緒に応募して受かったのだそうです。「あの頃は若かったよねw」と笑うMARiAに、くどまゆは「失礼ねー」と冗談交じりに怒っていました。当時小4だった子にそんなこと言われると、25才と言えども来るものがあったようですw

現在MARiAはtokuさんと言う方と2人でGARNiDELiA(ガルニデリア)というバンドを酌んで活動しているそうです。

くどまゆ「(GARNiDELiAの曲は)カッコよくて大好き!」
MARiA「ありがとう~。真由ちゃんもカッコいいよ。今日輝いてる☆」
くどまゆ「いつもはけなしあいなんですけどねーw」
MARiA「やめようそういうのw」

ということで歌ってくれたのですが、この曲の振り付けはくどまゆが考えたのだそうです。5系のスマイルもフルスロットルもくどまゆが振りを考えた曲なので、いくつか同じような振りがあるのだとか。確かに同じような振りが何ヶ所かありましたね。

BJ Girls時代はeggmanで月イチでライブをやっていたという2人は、当時を懐かしんでまたやりたいねーと言っていました。もしかしたらそのうちミラク再結成もあるかもしれません。

MARiAが退場した後も続くゲストコーナー。続いて登場したのは池田彩さんでした。紹介される方も薄々分かっていて、「ライバルで」「友達で」「相方でもあるあの人を呼んでいます!」っていう紹介の一言一言で大盛り上がり。盛り上がり過ぎてくどまゆから「ちょっと待ってちょっと待って!」と制止が入っても歓声が止むことが無い状態でしたw

くどまゆ「ちょっと待ってちょっと待って!」
彩さん「どうしたんですかー?」
くどまゆ「やられたよー」
彩さん「私なにもしてへんですけど?」
くどまゆ「腹たつー!(客席に向かって)盛り上がり過ぎだよ!」


くどまゆ「彩ちゃんのワンマンいつだったっけ?」
彩さん「昨年の11月ですね」
くどまゆ「そのときゲストで呼んで頂いたので、呼びましたぁ~」

嫌々ながら義理を立てて呼んでやったのよアピール面白かったw

彩さん「ありがとうございますぅー。あ、パーカーとお花持ってきたんですよ!」
彩さん「お花を私のライブでもいただいたんで、お返しに持ってきました。パーカー着てくださいよ!」

というわけで、パーカーを渡した彩さん。ステージ後方でパーカーを羽織るくどまゆを尻目にこう言い放ちました。

彩さん「皆さん、今日は池田彩のライブにきてくれてありがとうございます!!」
観客「うおおおおおおおおお!!彩さーん、彩さん彩さーん!!」

これにはくどまゆも慌てた様子で、すげー早さでパーカーを羽織って戻ってきましたw

彩さん「あれ、もう着替えたんですか。もうちょっとゆっくり着てもらっても構いませんが…」
くどまゆ「お前、もう帰れ!!」

昨年の彩さんのワンマンライブにくどまゆがゲストで呼ばれたときとまったく同じことが起きていました。客層がモロ被りしてるので、ステージ上の2人も客席も分かってて展開していく掛け合いは一体感があってすげー面白かったです。トークでも一体感が感じられるライブってそうは無いですから、貴重な経験でした。

歌ってくれた「Come on!プリキュアオールスターズ」を2人で歌うのは昨年9月の川崎以来なのだそうです。あの時は発売前ということで、ほぼ合いの手が無い状態でしたが、今では完璧に合いの手を入れることができるようになった観客に2人とも「すごいねー」と感心していました。

最後に告知を、ということで彩さんから発売が間近に迫っていたスマプリのOP/EDシングルの宣伝と、第二回ワンマンライブの告知がありました。なんでも、5月20日に渋谷Star Roungeで開催するのだそうです。

彩さん「ごーにーぜろ!で覚えてくださいね!」

彩さん日付を読み上げたり、語呂合わせで覚えさせるの好きだよねw

というわけで彩さんが退場し、入れ替わりにステージにバンドメンバーが戻って来ました。この後はダンスナンバーで行きたいと思います、ということで昨年末にミュードルで配信開始された「Dreamin' Drops」を披露。1曲105円なのでぜひDLしてくださいと呼びかけていました。

続いてはオリジナル新曲の「恋の種」。後ろに控えたDJ大場さんが作ってくれた曲ということで、この日一番緊張していたそうです。曲の作成にあたって、自分には恋愛の曲が無いと思ったのでドキドキできる恋愛の曲をオーダーしたのだそうです。この曲を皮切りに、どんどんオリジナル曲を増やしていきたいと言っていました。

オリジナル曲あたりのくだりは、彩さんの活発な活動に触発されてのことではないかと思います。プリキュアの枷(あったのかどうかは知りませんが)も外れたことですし、今後勇躍して欲しいですね。

くどまゆのそろそろライブも終わり、という言葉に上がる不満の「えーーーー!?」。

くどまゆ「でも、私のライブはこれからだよ!」
観客「うおおおおおお!!!」

ということで「人生☆レボリューション」と「ハートキャッチ☆パラダイス!」を歌ってくれました。この2曲にはYUMAとSHIRAHANによるバックダンスも披露されていて、すげぇカッコ良かったです。ちなみに、2人ともまゆ友…というかプリキュアファンに受け入れてもらえるか心配していたそうですが、そんなの杞憂だと思います。

くどまゆ「次が最後の曲です!」
客席「今来たばっかー!」

本当かよw

曲に入る前にYUMAとSHIRAHANが一旦退場し、4月の舞台とASNSの主題歌を歌っている告知がありました。

くどまゆ「ASNSでは、フェアリートーンも出ていますが…」
客席「ドドリー!ドドリー!!」
くどまゆ「ええ?w …『黙るドド!』」

話の途中なのに飛び出たドドリーコールに反応したくどまゆに味をしめ、さらに盛り上がる客席w

客席「ファリーーー!!」
くどまゆ『静かにするファファー!』


くどまゆ「…えー、フェアリートーンの活躍も見逃さないでくださいね!」

告知は以上です、というくどまゆに呑さんが「次のワンマンは―?」と聞いていました。これにくどまゆも「いいコト言いますね~」と乗っかって、会場にいた関係者の人に「是非やりたいです!」とアピールしていました。今までは年に1回ペースなので、次は年内にやりたい、とも言っていました。

最後の曲は、現在放送中の「スマイルプリキュア」にちなんで「プリキュア5、スマイルgo go!」でした。この曲はくどまゆのプリキュアデビュー曲。これを最後に持ってきた当たり、くどまゆの思い入れの深さが分かろうかというものです。

異端退場したくどまゆに、湧き上がるアンコール。戻ってきたくどまゆは、感極まって震える声でお礼を言っていました。

くどまゆ「私は頭が弱いので上手く言えないんですけど、本当に今日は来て下さってありがとうございます!」

アンコール後1発目は「私と言えばこの曲」ってことで「プリキュア5、フル・スロットル GO GO!」でした。「みんな、フルスロットルに!」って言ったあたりで何を歌うか悟った観客の盛り上がりは凄かったです。

歌い終わった後も感動冷めやらぬ、といった感じのくどまゆ。本当に気を緩めたら号泣しそうな感じでした。昨年は声が出なくなってしまうといった壁にぶち当たり、正直この日のライブは不安だったのだそうです。それでも、夢や愛や希望を届けたくて開催したのだそうです。eggmannが満員になったことで自信にもなったし、今後はたくさんのことに挑戦していきたいと、改めて今年の抱負をかみしめていた様子。

くどまゆ「今日は笑顔になれましたか?ありがとう!マジみんなだいすきだよ!!」

うーん、こんなに感動しているくどまゆをみるのは初めてでした。やはりワンマンってのは特別なんだなぁ。ちなみに、この後の曲が本当の本当にラスト、とのことだったのですが「えーーーー!?」という声は上がりませんでした。くどまゆの様子にこちらも胸に来るものがあってそレどころでは無かったのではないかな、と思っています。

ラストナンバーは、新しくスタートしていこうという気持ちがこもったオリジナル曲、ということで「My sweet days」でした。歌い終わった後、改めてこの日のサポートメンバーの紹介と来場のお礼でくどまゆのワンマンライブは終了しました。しかも、最後のお礼はマイクを使わず肉声でのお礼でした。

くどまゆサイドではこれで終わり、と考えていたようですがもう一回!もう一回!と湧き上がるアンコール。さっき本当に終わりって言ってたじゃないか…と苦笑してしまいました。しかし、それだけステージが素晴らしく、本気で盛り上がっているという証拠でもあります。

くどまゆも無視できなかったらしく、慌てて飛び出て来たものの「もう一回アンコールが来るとは思ってなくて、何も用意してない…」とあたふたしていました。

とりあえず何か話そうとしていましたが、こみ上げてくる感情を整理できていない様子でした。ブログやtwitterなどで色々書いているように、くどまゆは落ち込みやすいのだそうです。こうしてワンマンもできるのも、そういった時にファンからのコメントで助けて貰っているからだと言っていました。

くどまゆ「あ"ーーーーうれしいよぅーーーー」
くどまゆ「本当は私があげなくちゃいけないのに、たくさんもらってばかりです。本当にありがとうございましたー!気を付けて帰ってね」

ここで終わっていればいい話で終わったのに、「言うの忘れてた!グッズ売ってますーw」というのが最後の一言でした。くどまゆらしいっちゃらしいのかなw

ここでも呑さんが「デブ用が売り切れちゃったよー!」と返していました。くどまゆの返しも面白くて、「小さいのを買って飾ってください」とのこと。その発想は無かったwww

こうして第2回工藤真由ワンマンライブは終了。この後は呑さんやmhrさん達と飲みに行き、その後は徹夜で麻雀打って帰りました。んー、イベントの後はいつも充実しますね。この日のライブ関係者の皆さん、開場でお会いした皆さん、ありがとうございました。

第5回まゆラボ祭 盛り上がれ♪しゃべりまくりボンバー☆@渋谷eggman (03/03)


3月3日、雛祭りの日に開催されたくどまゆのファンクラブイベントに参加してきました。この日、西武園ゆうえんちでは彩さんのミニライブ付きスイプリショーも開催されており、1ステ目からハシゴしようと思っていました。しかし、前日にkanabunさんと飲み、その後たすくさん達とステーキ食べ放題で頑張った結果、見事に寝坊する体たらく。うう、情けない…。

この日の会場は渋谷eggman。現地に着いたのは受付開始ジャストの14時くらいでした。入口の下り階段前には既に40人くらいが並んでいました。列の中に、たすくさんや渡りに舟さん、あずまさんや呑繁さんたちが固まって並んでるところがあったのが羨ましかったですね。もう少し早く来ていればあの中に混ざって楽しく会話しながら待機できたと思うのですが。

まゆラボ祭看板


入場開始後、階段を降りた先の受付へ。と、なぜかその脇に立っているたすくさん。なんでも、振込をすっかり忘れていたのだとか。ここまで来て参加できないのはやりきれないよなぁ。大丈夫かなーと思っていたのですが、レインボーエンタテインメントさんのはからいで無事参加できたようです。よかったよかった。

フロアーには関係者の皆さんやまゆ友からのお花が届いていました。ある程度撮ったつもりですが、入場後も続々と花が届いていて、頻繁に花の位置が変わっていました。もしかしたら漏れがあるかもしれません。

作詞家の青木さん六ツ見さん姉妹からのお花


豊口めぐみさんからのお花


彩さんからのお花


プリキュアシリーズスタッフの皆さんから


こちらは東映アニメーションのスタッフの皆さんから


マーベラスAQLの役員さんからもお花が来ていました


呑さんの音頭で贈った加湿機。自分も一口乗らせていただきました。


まゆ友からのお花


こちらは有志一同から。人形がかわいいすね。


席順は第3回と同じようにくじ引き形式でした。自分は13番で、最前列右側中央あたりの席を引き当てることができました。トークショー部分に限って撮影はOKとのことだったので、最前列を確保できたのはラッキーでした。ただ、ブログ等への掲載については言及されませんでした。言われなかったらOKじゃーんという考え方はできないので、今回は写真の掲載を見送らせていただきます。予めご了承ください。

開演時間になって、ステージにはくどまゆのマネージャー、イッシーさんが登場。最初に諸注意を説明してくれました。第4回の時もそうだったのですが、この方のフランクな語り口は結構好きです。

イッシーさん曰く、「今日は進行もMCも含めて全て工藤に任せております」とのこと。これは完全にくどまゆメイドになるまゆラボ祭ってことですね…!

イッシーさん「なので、スベっても温かく見守ってあげてください」

全部任せた割に、心配している感じが滲み出ていますねw

抽選で座席が決まったことは先に述べた通りですが、実はこの時に至るまで最前列中央の席は空いていました。イッシーさんの話では、まだ4~5人くらい来ていないという話でした。それにしたって先に来ていた面子のクジ運はどんだけないのって話です。

この日は小さいお嬢さんを連れたお母さんも来ていたのですが、近くに座っていた方が空いている席に移ってもらうよう進言していました。うーん、自分がその席にいたとしてそんな提案ができたかどうか。正直分からないですね。まゆ友の優しさを改めて感じました。

セットリスト
01.Tomorrow Song ~あしたのうた~
(トークショー)
02.少女A (MeW)
03.CAT'S EYE (MeW)
04.友情リボン
05.ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ ver.~

トークショーの前に場と喉を温めるためか、「Tomorrow Song ~あしたのうた~」を歌いながら登場したくどまゆ。おお、髪が伸びてる。メッシュ入れてる!もこもこの靴がかわいい!

今回はくどまゆの家でパジャマパーティーを開催している体なので、それを意識したラフな感じの衣装なのだとか。

くどまゆ「告知して、皆にもパジャマで来てもらえばよかったねw」

ほぼ全員がおっさんのパジャマパーティーはないわwww

1曲歌った後、用意されたスツール席に座ってトークショーの開始です。なんでも、今までトークショーを開催した事が無かったので、せめてまゆ友には自分の軌跡を知ってもらいたい、との思いで赤裸々に行きたいと思います、とのこと。ちなみに、彩さんをゲストに呼んでプリキュア話をしたかったらしいのですが、スケジュールが合わなかったとのこと。西武園とバッティングですしね。これは仕方ないと思います。

トークショー前半は、くどまゆのデビュー前から今に至るまでを詳しく語ってくれました。小さい頃にSPEEDに憧れ、「30までに歌手になる。なれなかったら女優になる!」と芸能界の事しか考えていなかったのだとか。

芸能界を志すなら劇団に所属して子役として活動する道もあったと思いますが、母親に中学生までは我慢しなさいと諭され、中1の時に初めてオーディションを受けたのだそうです。ちなみに、dreamというユニットのオーディションだったらしいですが、初めてのオーディションだったせいか歌詞が飛んでしまい、何も歌えぬまま終わってしまったのだとか。

その後も友人とお互いに写真を撮りあって、モーニング娘。などのオーディションに応募したものの、書類で落とされる日が続いたそうです。そんな中、中3のときに友人に誘われてつくばアクターズスタジオ(以降アクターズ)にオーディションを受けに行き、hiroの「AS TIME GOES BY」を歌って受かったのだそうです。

しかし、アクターズは自宅から見て進学先の高校と反対の方向にあったため、この時は入らなかったのだとか。ここまでは前回の第3回まゆラボ祭でも教えてくれた部分。ここから本格的なデビューまでにあったことはどこにも話していないことなのだとか。

くどまゆがオフィシャルで出していない情報を書くわけにもいかないので、この後は割愛させていただきます。くどまゆの弱いところや、それを乗り越える強い意志が窺える貴重なエピソードを聞かせていただきました。あとつくづく思ったのは、くどまゆはお母さんが大事なんだなぁということ。良いお話でした。


トークショー後半は、アクターズ時代の先輩であり、親友でもある鈴木和歌奈さんを招いての一問一答形式で進みました。最初、「くどまゆのブログによく登場する方をゲストに来てもらっています!」と言うので、かなちゃんが来るかと少し期待してしまいましたね。

今でこそ一番の親友と言える2人ですが、アクターズ加入当初はそうでもなかったようです。なんでも、くどまゆがアクターズ加入後に和歌奈さんに挨拶した時、おでこの真ん中にできていたニキビを指して「大仏みたい!」と言われたのだとか。それを抜きにしても、8才のときから活動している和歌奈さんは生え抜きメンバーの仲良しグループに所属しており、かたやくどまゆは途中参加組のグループに所属していたため、あまり接点が無かったのだそうです。

当然、生徒で組むユニットも別だったらしいのですがくどまゆがユニット結成のお誘いをかけたのだとか。曰く「和歌奈ちゃんは歌もダンスも上手だったので、一回一緒にやってみたかった」のだそうです。あまり接点の無い人に声かけるのって、結構エネルギーいると思うのですが、さすがですなぁ。


ちなみに一問一答形式というのは、スケッチブック書かれたお題について、回答をしていくというものでした。長い付き合いの2人がお互いのことをどれだけ知っているか、本当に仲が良いのかをチェックするという趣旨らしいですよ。いやらしいですなぁw

第01問「工藤真由の好きな食べ物は?」
これには2人とも正解していました。「お寿司と焼肉」だそうです。2人で食事に行くときはいつもこのどちらかなのだそうです。


第02問「鈴木和歌奈が今ハマっている事は?」
「(アクターズ時代みたいにいつも一緒に入るわけじゃないから)最近のことは分からないよ!」というくどまゆに、「毎日やってるよ!真由も巻き込んでるじゃん!」と主張する和歌奈さん。これは怪しい雲行きですぞ…。2人の回答は

くどまゆ「飲み」
和歌奈さん「ダイエット」

正w反w対wwww

和歌奈さんはお酒が大好きで、練習前に食事しに行ったら酔っぱらってしまい結局練習できなかったことがあるほどなのだとか。お酒は美味しいですよねぇ(しみじみ)。ちなみに最近和歌奈さんはファミレスでサラダばかり食べてるのだそうです。

くどまゆ「(間違えちゃったけど)好きよ、和歌奈ちゃん」
和歌奈さん「私も好きー」


第03問「初めて出会った場所は?」
第04問「その時の第一印象は??」
くどまゆ「土浦のウララ」
和歌奈さん「スタジオホール」

ウララってのはイトーヨーカドーのことらしいです。そこで和歌奈さんが一般の人に教える係で、くどまゆにレッスンをしていたのだとか。劇団四季「ライオンキング」のハイエナダンスを教えていたらしいですよ。


第05問「出会った時と今との違いは?」
くどまゆ「雰囲気」
和歌奈「ほっぺの色」

くどまゆ曰く、当時の和歌奈さんは「雰囲気が強かった」のだそうです。これは本人も認めていて、後輩もたくさんいたし、示しをつけるために気を張っていたのだとか。

和歌奈さんの「ほっぺの色」というのは、くどまゆは赤面症だったらしく、化粧してもチークは塗らないほどだったのだとか。当時はこれが悩みの種だったといっていましたが、「トマト」なんてあだ名付けられたらそりゃ悩むよなぁ。今ではそれが直って肌が綺麗に白くなっていると言われて喜んでいました。


第06問「当時、よくしていた遊びは?」
くどまゆ「コンビニでご飯を買って食べる」
和歌奈「ガールズトーク」

アクターズ時代、練習に明け暮れていた2人はパッと回答が出てこなかった様子。特に和歌奈さんは凄い悩んでいました。コンビニではファミチキを買ってVAAMやヘルシアを飲んでいたそうです。二郎と黒烏龍的な取り合わせですな。また、アクターズのスタジオはショッピングモールの二階あったらしく、そこの階段や外にあるベンチにたむろって話をしてたのだそうです。


第07問「これだけはあなたに負けないわ!」
くどまゆ「かわいい声」
和歌奈「胸のサイズ(笑)」

和歌奈さん曰く「これ以外は全部(真由に)負けてる」とのこと。


第08問「相手の好きな男性のタイプは?」
くどまゆ「しんしな人、やさしい人、Sな人」
和歌奈「どれだけ真由を愛してくれるか」

和歌奈さんは臆病かつ慎重なので、何回もデートを重ねても「付き合ってる」状態に踏み出せないらしいです。また、くどまゆは自分を優先順位の一番において欲しいタイプなのだとか。やきもち焼きでもあるので、「重いタイプですねw」と笑っていました。


第09問「いまだから言える、あれはないでしょ!的な珍事件は?」
くどまゆ「電車事件」
和歌奈「真由、家出事件!!」

・電車事件
NHKの「蝉しぐれ」に2人でエキストラ出演したそうなのですが、撮影終了が深夜だったため、お互いに「相手の家に泊まる」と家に言ってあったらしいです。示し合わせて夜遊ぼうとしたわけではなく、和歌奈さんは本当にくどまゆの家に泊まるつもりだったらしいですがw

結局、ミニストップや電車、スパ施設で時間を潰したりして翌日のレッスンに出たそうなのですが、2人とも(あの時は)若かったねーと懐かしんでいました。大学までは体力に任せてそーゆーことしますよね。

・家出事件
くどまゆが母親と喧嘩して家を飛び出した時、自転車で何十分もかけて和歌奈さんが迎えに行った時のエピソード。和歌奈さんの家も厳しく、本人も真面目なタイプだったので夜に家を抜け出すなんて考えられなかったのだそうですが、この時ばかりはたまらず飛び出してしまったのだとか。2人の絆の深さが分かるお話ですね。


第10問「お互いの悪いと思うところは?」
真由「まじめすぎる」
和歌奈「つっ走る所。」

和歌奈さんは何事も真面目にとらえるから冗談が通じないところ、くどまゆは一度こうと決めたら脇目も振らずに突っ走るところが悪いところとして挙げられていました。


第11問「お互いの好きなところは?」
真由「いいやつ」
和歌奈「なんでも親身になって聞いてくれる所」

くどまゆ曰く、和歌奈さんは人のことを我が事のように喜んだり悲しんでくれる人なのだそうです。また、くどまゆの悩みが解決するまで、親身になって話を何度も聞いてくれるところが好きなのだと和歌奈さんは言っていました。


第12問「最後の質問。これからのお互いに一言」
くどまゆ「これから何十年先もおばあちゃんになっても良き親友でいてネ」
和歌奈「これからも一番のお友達でいてね」

この回答の一致はいいですね。親友とはいいものですねぇ。


この後は、くどまゆと和歌奈さんがアクターズ時代に結成していたユニット「MeW(ミュー)」による、この日限りの復活ライブ。当時は偉い人の前で「あゝ無情」とか「六本木心中」、「少女A」など、ウケの良い古い歌で営業をかけていたのだそうです。ライブ衣装に着替えるため、一旦2人とも撤収。着替え中のBGMにはスーパーマリオのBGMが使われていました。

再登場したくどまゆは赤の、和歌奈さんは紫のスパンコール衣装を着ていました。うおお、セクシー!そして和歌奈さん、言うだけあって胸大きいですね。7問のときは「太っているだけです」と謙遜していましたが、そんなことはありませんでした。

歌ってくれたのは「少女A」と「CAT'S EYE」。懐かしいですね。「少女A」には「いわゆるひとつの17才」という歌詞があるのですが、この曲を本当に17才の時に歌っていたのだそうです。この日はその部分を「いわゆるひとつの25才」に変えていましたw

それにしても、MeWとして歌うのは凄い久しぶりとのことでしたがダンスも歌も息がピッタリ合っていました。やはり付き合いが長いだけありますね。また、サビの最後の「少女A~」のサビのところ、ダーティペアのケイとユリみたいでカッコよかったです。

MeWのライブの後は和歌奈さんが退場し、くどまゆのソロライブとなりました。歌ってくれたのは「友情リボン」と「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ ver.~」でした。

くどまゆ「和歌奈ともまゆ友のみんなとも「友情リボン」を結べました!」

嬉しいことを言ってくれますねぇ。しかし、「次で最後の曲なんですー」という次の一言で沸き起こった、『えー!?』という不満の声。中には「今来たばかりー!」という人もいました。くどまゆは「ホント!?」と笑っていましたけど、実際どうなんでしょうねw

また、第4回の時も言っていたように震災後は気持ちが落ち込んでしまい高音が出なくなってしまい辛かったことボイトレに行くようになったこと、対バンライブ(前回のeggmanの時かな?)でファンの方から「声が出るようになって来たね!」と声をかけて貰えたことなどを話してくれました。

くどまゆ「1人で頑張っているけど、皆に成長させてもらっているように感じています。第6回が開催できるよう応援して下さい!」

という言葉に、会場からは拍手が贈られていました。

最後に、4月の舞台や3/17公開のASNSで主題歌を歌っていることなどを告知して第5回まゆラボ祭終了…のはずが、イッシーさんが出てきましたよ?

イッシーさん「今日は工藤にも言っていないサプライズゲストをお招きしています」
イッシーさん「この方がいなければ今ここに工藤は立っていなかったと思います。東映アニメーション音楽出版のプロデューサー、小西岳夫さんです!」

おお、第3回の時にお花を贈っておられた方ですね。滅多に表に出てこない方なので、非常にレアな機会だったと思います。ちなみに、イッシーさんが「うーん、オフィシャルということで来ていただいていますし、twitterなどでの発信は大丈夫…かな?」とちょっと自信なさげに言っていたのが印象的でした。

くどまゆ「小西さん!何してるんですか!?」
小西さん「そんなことより工藤、ラララ音外してるから」

おお、さすが音楽プロデューサー。いきなりの厳しい指摘に、くどまゆも神妙に「はい、スミマセン」と謝っていました。

小西さんの口から、くどまゆが5年間携わってきたプリキュアからは卒業、という言葉が。考えてみれば、これは無印~5GOGOまでプリキュア曲を歌った五條さんと同じです。最後に映画の主題歌をメインで歌う(五條さんの時は「キラキラkawaii!プリキュア大集合♪」でした)のも同じ。正直、かなり寂しい気もしますがくどまゆが五條さん並に重用されているのは、このことからもよく分かります。この後の小西さんのお話を聞いて思いましたが、プリキュアから卒業させることで、よりステップアップさせようというつもりなのでしょう。

ちなみに、くどまゆが「TVは卒業ですが、映画では主題歌を歌わせていただいています。これからもプリキュア魂を忘れず頑張るので、機会があればもう一回…」と小西さんに食い下がっていました。

小西さん「え、俺に言ってるの?」
くどまゆ「他にいないじゃないですかw」

ちなみに、小西さんはくどまゆが19の時にミラクとして携わった「神様家族」や、ソロで主題歌を歌った「うちの三姉妹」でも音楽プロデューサーとして携わっていたらしいです。まさしくくどまゆを引き立てた方ですな。ちなみに、プリキュアの仕事の引き合いは「神様家族」の現場で貰ったそうなのですが、その時は着ぐるみの中に入るのかと思ったそうですw

小西さんからは、その時の裏話も聞くことができました。なんでもプリキュア5の主題歌オーディションは、最初50人が受けたものの正直これだ、という人がいなかったらしいです。

小西さん「そのとき、ミラクに人一倍よく食べる子がいたなーと思って連絡したんですよ」

まぁこれは冗談だと思いますが、連絡を取ってみたらプリキュアが好きだということで(くどまゆは無印からS☆Sまでリアタイ視聴してたと度々発言しています)、受けてもらったと。最終選考に残ったのはかなちゃんとくどまゆだったらしいのですが、主題歌は歌って踊れる子が欲しいよね、ということでくどまゆに白羽の矢が立ったのだそうです。

また、こんな機会は滅多に無いとのことで、工藤に対する普段聞けない質問に応えちゃいますよ、という小西さん。これに手を挙げたのは自分の右手にいた女性の方でした。

曰く、「工藤さんの声はエッジが効いていて(小西さんが「え~?」と疑問の声を上げていたw)お子様向けの歌に向いていると思うのですが、音楽プロデューサーの目から見て起用の決め手になった部分を教えて下さい」とのこと。

これにはくどまゆも小西さんも「記者会見みたいですね!」「いい質問だねぇ」と唸っていました。

小西さん「神様家族のコーラス録りに立ち会った際、ミラクの3人の中で一番声の出し方がまっすぐだと思った」
小西さん「子供は素直だから、真似して歌うことを考えると工藤の声が一番だと思った」

という回答に、「泣きそうなんですけどw」とくどまゆ。

続いては、後方にいた男性から質問が。ちょっと覚えてないですが、プリキュア卒業となったくどまゆが今後、どのように成長していって欲しいとお考えでしょうか、という内容の質問でした。

小西さん「工藤を完全燃焼させたいという希望があったので、スイート開始前に事務所を訪問しました」
小西さん「今回で卒業ということと、レギュラーのフェアリートーン役への挑戦をお願いした」
小西さん「今私がプロデュサーをしているワンピースで歌えるように、力を付けて這い上がって来なさい!」

ここまで言われてしまっては、やはりプリキュアでの再登用は無さそうですね。ビックコンテンツ…と言うより小西さんの後押しが無くなるのはキツいとは思いますが、逆に言えば突き放しても大丈夫なだけの実力が付いてきたと思われていることの証左と言えるかもしれません。くどまゆも、「ワンピースは男性の方ばかりが歌っていますが、女性シンガーの主題歌があってもいいですよね!頑張ります!」とやる気を見せていました。

最後に、小西さんから挨拶がありました。

小西さん「ステージ上でははしゃいでいる工藤ですが、私生活でも大変な苦労をしているんです」
小西さん「6年間ずっと見てきて、これからも応援し続けていくつもりですが、皆さんも工藤をお願いします」
小西さん「(くどまゆに)今ここにいられるのは応援してくれている皆さんのお蔭なので、それを大事にして頑張ってください」

うーん、良い話を聞くことができました。突き放すだけじゃなく、ちゃんと見守っていること、実力が上昇すればそれに見合ったポストを用意しておいてやるという姿勢に厳しくも暖かい父性を感じました。


(2012/03/14追記)

会場を後にするため荷物を片付けていると、小西さんが楽屋から小走りに出てきました。どうしたんだろうと思っていると、先ほど最前列に来たお嬢さんに、「見に来てね」と言って封筒を手渡していました。タイミング的に、ASNSの鑑賞券ではないかと思います。

小西さんの心遣いと優しさに、「この人スゲーなぁ」とつくづく思いました。恐らく、くどまゆと小西さんのお話の最中で飽きてしまった様子のお嬢さんへのフォローだったのではないでしょうか。小西さんを見て、プリキュア関係者の皆さんは本当にお子様に目線を合わせているのだなぁと思った次第です。この光景を見れたことが、最前列を取れて一番良かったことかもしれません。

(以上追記)


というわけで、第5回まゆラボ祭は終了となりました。イッシーさんによると、今回もお土産があるとのこと。いつも有難いですね。箱の出口で、くどまゆが手渡ししてくれました。この時、茨城の話を少しさせていただき、その中で通っていた高校の話が出たのですが、想像していたより近くの高校だったので驚きました。

失礼ながら霞ヶ浦高等学校(略称がまたヒドい高校なのです)かと思っていたんですよね…。これはさすがにくどまゆ本人には言えませんでしたが。

おみやげは真由あられと…


まゆ友限定の赤いリストバンドでした


ライブの後、呑さん達と一緒にサイゼリアへ行って昼食を摂ったのですが、向かいの飲み屋(?)の装飾が面白かった。

5のお面とは…。縁がありますなぁ。


サイゼでゆっくり食事をしてから、事前物販が開始する頃にエッグマンに戻ったのでした。