秋葉原にそびえる肉の万世秋葉原本店。ここはビル丸ごとが株式会社万世直営の精肉店、もしくは肉料理店になっていて、階が上がるごとに高級なお店になって行きます。当然、価格も上昇していくわけで…。
常々「ボーナス出たら万世最上階に食べに行きましょう」と言っていたじょにーさんにボーナスが出たというので食べてきました。面子はじょにーさんと俺、みにくーぱーさんでした。ちなみにこの面子でボーナス支給後なのはじょにーさんだけでしたが、何故か奢りではありませんでした。
ちなみにみにくーぱーさんは万世の最上階にしか行った事がないのだそうで、「万世の他のお店に行ってみたい」と言っていました。最上階しか言ったこと無いとかブルジョワすぎるw

万世ビル
万世1階の休憩スペースみたいなとこ(フードインコーナーなのかも)に集まり、エレベーターで10Fへ。スタッフが眺めの良い窓際の席に案内してくれます。どうやら1組ごとに専属のシェフが付いて、目の前のカウンターで調理してくれるようです。

傍らにある椅子の上に荷物を置くよう促されたので、言われたとおり荷物をおきます。すると布で覆って荷物を隠してくれます。景観を大事にしているってことなんでしょうなぁ。
で、席に座るとスタッフが紙エプロンを着けてくれます。まさかやってくれるとは思っていなかったので、これにはびっくりしました。ほどなくして、オードブルが運ばれてきました。

しめじのポタージュスープ
海老と帆立のグレープフルーツドレッシングがけ
オードブルを食べていると、シェフがバターを分厚く切り取って鉄板の上に広げます。その上でほうれん草を炒め始めました。しんなりしたらほうれん草を脇に置き、再度広げたバターの上で3つに切り分けた肉厚の帆立を炒めます。仕上げに、炒め終わったバターをデグラッセした(日本酒とレモン果汁を加えた)ソースを作ってかけてくれました。

次は車海老の鉄板焼きです。2本のヘラだけを使って車海老の殻を器用に剥く技に感心しました。大きい海老だからできるんだろうけど、あれは凄かった。ちなみに、足が付いている腹側だけは残して、ずっと鉄板の上で焼き続けていました。


次に出てきたのは、ミナミイセエビオーブン焼でした。これはオーブンで焼く必要があるので、目の前で調理してくれるわけではありませんでした。焼いた椎茸とプチトマトが添えられています。

ミナミイセエビオーブン焼
もうここまでで結構お腹が膨れていたのですが、ここからがメインのお肉の登場です。

右:A4グレードのシャトーブリアン 200g
左上:ガーリックスライス
右上:焼き飯用のお肉
肉の前に野菜を炒めます。手前にあるのが車海老の腹側の殻。ずっとここで焼かれてました。

焼きあがった野菜を器に乗せ、いよいよ肉を焼き始めました。焼き加減を聞かれたのですが、「お勧めの焼き方で」と言ったらミディアムレアを薦められました。



肉の焼き上がりを待つ間に野菜サラダが出てきます。

で、いよいよ肉が提供されました。


美味しそう
写真を撮り忘れましたが、2種類のたれとおろしにんにく、わさびが提供されました。わさびだけ乗せて食べるのが一番美味しかったと思います。あと、じょにーさんのロースステーキを1口分けてもらいましたが、Aロースなのでサシが多くて非常にジューシーでした。が、個人的にはジューシーすぎるかなといった感じ。シャトーブリアンの方が肉を食べてる感じがして好きです。
ちなみに、1ランク上の極上シャトーブリアンはA5ランクの肉ということで、もうすこしサシが大めなのだとか。うーん、ロースほど入ってしまっているなら、俺はシャトーブリアンでいいなぁ。冬ボー出たら食べ比べてみたいものです。

ここまでずっと焼かれてた車海老のお腹
最後は焼き飯と赤出汁、香の物が出てきました。焼き飯は一部をおせんべいのようにして丸く焼いて、上に乗せてあります。おこげみたいで美味かったですね。


食後はラウンジへ移動して、デザートとコーヒー(もしくは紅茶)をいただきます。俺は紅茶、じょにーさんとみにくーぱーさんはコーヒーでした。


オレンジムースの白ワインムース添え
バターや食材を切る時の包丁の切れ味が凄く良いのと、シェフの調理の動きがてきぱきしているので、調理を見ていて小気味良かったですね。味もさることながら、目でも楽しませてくれるお店でした。